特長
- ●処理能力の向上、小型化、測定エラーの監視精度、検出部ランプへのLED採用など、技術の進歩とお客様のニーズに対応。
- ●測定原理 : 凝固法、 合成基質法、 免疫比濁法、 凝集法
- マルチウェーブ検出方式による5波長同時測光機能はそのままに、光源にLEDを採用したことで従来機種に比べランプ交換の手間とコストを大幅に削減
- ●同時測定項目:最大60項目
仕様
測定原理 | 凝固法、合成基質法、免疫比濁法、凝集法 |
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光源 | LED(光源寿命:36,000時間) |
測定項目 |
■凝固法 PT、APTT、Fbg 外因系凝固因子(II、Ⅴ、VII、X) 内因系凝固因子(VIII、IX、XI、XII) ■合成基質法 凝固第VIII因子、凝固第IX因子、凝固第XIII因子 AT、PC、PLG、α2-PI ■免疫比濁法 FDP、Dダイマー、FM(フィブリンモノマー複合体)、vWF Ag ■凝集法 vWF Rco、ADP、コラーゲン、エピネフリン |
所要検体量 |
PT、APTT:50μL Fbg、FDP:10μL 内因系凝固因子:20μL 外因系凝固因子:5μL 第VIII因子(合成基質法)、FM:21μL 第IX因子(合成基質法)、Dダイマー:6μL AT:16μL PC:12μL PLG、α2-PI:26μL vWF Ag:15μL(Medium) vWF Rco:18μL ADP、コラーゲン、エピネフリン、アラキドン酸、リストセチン:140μL(PRPとして) |
同時測定項目数 | 最大60項目 |
処理能力 |
CN-3000:最大225テスト/時間(PT単項目) CN-6000:最大450テスト/時間(PT単項目) |
結果出力までの時間 |
PT単項目:最速4分30秒 PT/APTT同時測定時:最速6分 |
サンプラ機能 | 検体収容数:最大30検体(6×5ラック) |
サンプルチューブ補給部 | 最大1,000個収納可(自動供給) |
検量線 |
設定可能項目数:最大250項目 ポイント数:2~12ポイント/検量線 |
記憶検体数 | 最大10,000検体 |
医療機器製造販売届出番号 |
28B1X10014000002(CN-3000) 28B1X10014000001(CN-6000) |
●コンパクトな全自動装置
血液凝固検査に必要な機能をコンパクトに凝集した世界最小クラスの装置です。
●フレンドリーなインターフェイス
カラーLCDタッチパネルを採用し、見やすく簡単に操作していただけます。
検体番号や採血管に貼られたバーコードラベル※1から、ホストコンピュータに測定項目をリアルタイムに問い合わせることが可能です。
※1:CA-620はオプションのIDバーコードリーダが必要です。
●測定項目
PT、APTT、Fbg、TTO、HpT、因子定量、ATⅢ*、APL*、Plg*、PC*、Dダイマー*、FDP*など14項目の設定を入力できます。
14項目の中から、5項目をランダムに指定し測定することができます。
*CA-650で可能
凝固法 合成基質法 免疫比濁法
CA-620 ○ × ×
CA-650 ○ ○ ○
●全自動測定
1時間で約60テストの処理が可能です(PT単独測定時)。
シリンジ方式のピペットで試薬を無駄なく使用できます。緊急検体の割り込み測定が可能です。
試薬ホルダ10孔のうち、4孔に試薬冷却機能を装備しています。
測定に用いた使用済みのサンプルチューブは自動的に廃棄します。
600検体のデータ(最大3,000テスト)、100件のエラーログを記憶できます。
内蔵サーマルグラフィックプリンタで検体番号、反応曲線を含む測定データを検体ごとに印字します。
ご利用状況にあわせて洗浄液、排液ボトルの容量を選択できます(標準:5L、オプション:2L)。